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2016.11.01

[働くStyle] Special Interview #08 房前敦子

-----子供の頃から、お菓子やパンを作るのがお好きだったのでしょうか。

子供の頃はお菓子作りが好きで、姉と一緒にお菓子を作っていました。「どうしてレシピ通りに作ってもうまくいかないことがあるのだろう?」と興味を持ち、製菓の専門学校へ進学しました。

-----製菓の専門学校卒業後、どのようなお仕事に就かれたのでしょうか。

大手カフェチェーンメーカーのベーカリー部門に就職しました。カフェで提供するパンを作っていたのですが、スコーンも大きなボウルで作るなど、体力が必要な体育会系でした。(笑) カフェで提供していたパンは、粉から作っていたので勉強になりました。毎日同じパンでも水加減や発酵具合が日によって違うので、そこが面白く飽きませんでした。売り物を作るだけでなく、技術を学ぶことができる現場でした。先輩方にも恵まれて、さりげなくフォローしてくださったり、プライベートでも仲良くさせいただき感謝しています。今度は、自分がそれらを後輩に返していきたいと思っています。

-----大手カフェチェーンメーカーのベーカリー部門でエリア担当者になられましたが、そこではどのようなお仕事をされていたのでしょうか。

シフト管理、売上管理も行っていました。社員よりアルバイトさんが多い現場だったので、コミュニケーションをとることもとても大事でした。みんな自分が上手くできることは好きで進んでやってくれますが、あえてスタッフが苦手と言っているポジションに入ってもらい、好きになるまで頑張ってもらったりもしました。

-----その後、結婚、出産をされて、前職の料理教室の立ち上げに参加されましたが、子育てをしながらの復職は大変だったのではないでしょうか。

働いたお金も子供の保育料になり、当時は3歳と1歳だったので、2人のおむつを替えて出社して…ハードな生活でした〜

-----大手カフェチェーンメーカーのお教室がクローズとなり、その後ABC Cooking Studio(以下ABC)に応募したきっかけは何だったのでしょうか。

今までは「作る」現場にいましたが、前職の料理教室の立上げでは「教える」ということを一から学びました。「教える」ことを続けたいと思いABCに応募しました。専業主婦時代に調理師免許を取得していたので、料理講師として勤務しはじめました。働きながらブレッドライセンスを取得し、1年後にパンの講師となりました。

-----現在は、ABC本社で撮影調理や商品開発、イベント時の大量調理など様々な業務に携わりながら、専門学校のパン講師としても活躍中ですが、専門学校の学生さんには今後どのようなことを伝えていきたいですか?

楽しく働くには色々なことが必要です。技術はもちろんですが、コミュニケ―ションや挨拶、相手が何を求めているか考えながら仕事をすることも大事です。自分がアドバイスをすることで生徒の皆さんの夢への近道になるといいなと思っています。そして、一歩踏み出す勇気も持ってチャレンジしていって欲しいです!今後、社会に出て経験した時に「先生はこういうことを言っていたんだなぁ。」と気付いてもらえたら嬉しいですね。私自身も、様々な仕事やたくさんの素敵な方々との出逢いの中で気づかされる事も多く、まだまだ勉強中ですが、その環境に感謝しこの経験を生かして、伝え続けて行けたらと思っています!

私の逸品【Teej(ティージュ)の紅茶とティーウォーマー】

大好きなティーポットでろうそくを灯しながらいただく紅茶やハーブティは、私にとって癒しの時間です!

【NicoTable 11月号に掲載しております】

 

 

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