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2016.06.01

[働くStyle] Special Interview #03 河﨑憲子

------CAから食の世界へ転職したきかっけは何でしょうか?

CAとして働いている頃に料理教室に通い始めて、そこで料理に開眼しました。もともとフランス料理がまだ日本に浸透していない時代にフランス料理を学び、現地でも食べ歩いていた先生で、お教室では器のいいものを使うなど、勉強になりました。CA退職後、レストランで調理の仕込みやサラダを作るなどのアルバイトからスタートしました。「シェフになりたい」と思っていたので、2つの料理教室に通いながら、働いていました。

------その後はどのようにお仕事をしていたのでしょうか?

24歳の頃に、独立するシェフから「一緒にレストランをやらないか?」と誘われて、フレンチレストランを立ち上げました。3名で立ち上げたので、ホール、キッチン、発注まで何でもやりました。その後、ABC Cooking Studio(以下、ABC)の博多スタジオに就職しました。料理の講師だったら、一生働くことが出来る!と思い入社しましたが、営業の部分も多くありました。

------料理の世界とは異なる営業職という仕事でしたが、どのようにスキルアップしたのでしょうか?

最初は営業スタッフとしてうまく行かず、「辞めたい」と思っていたのですが、「営業を一度本気で頑張ろう」と思い、営業の基礎の本を読み込み、その通りにやったところ結果が出始めました。1年後には店長となり、そこから統括責任者にもなり、東京の統括になるタイミングで上京しました。その後、本社へ異動。その頃フードコーディネーター・野菜ソムリエの資格も取りましたし、英会話も習い始めました。(英会話は今でも続けています。)

------どのタイミングでル・クルーゼ ジャポンに入社されたのでしょうか?

本社での仕事を退職しようと決心がついたタイミングで、ル・クルーゼのお話しがエービーシースタイルからきました!

------ル・クルーゼ ジャポンでは、どのようなお仕事をされているのですか?

ル・クルーゼでもお料理教室を行っているのですが、自分が入社して、ABCで培ったスキルを活かして教室運営をリニューアルしました。その後、50名くらいだった生徒数が500名ほどに増え、新しい教室も増えました。商品のお鍋にあったメニュー開発も行っています。春と秋にはイベントの巡業も行っています。

------教室運営にあたり大事なことは何でしょうか?

講師の教育が大事です!ただ料理を教えるだけではなく、製品の素晴らしさを通して、お料理の楽しさを伝えることも私たちの仕事です。

------メニュー開発では何を重要視していますか?

「お家で作りたい」レシピを作っています。シンプルで美味しく、「商品の特性を活かす」ものを提案しています。ル・クルーゼのお鍋のカラーに合う料理を考えています。カラーのトレンドを取り入れたり、「旬」や「伝統」を守ることも大切にしています。

------「夢」を叶える方法は何だと思いますか?

初めは嫌だな、恥ずかしいなと思うことでも、仕事の中から「種」を見つけて、とことんやってみることです。そこを超えたら大きな一歩が始まります。やはり経験が生きていくのだと思います。料理の学びに終わりはありません。目標の種を見つけて、今後も一生勉強していきます!

私の逸品 【クーザンズ社のお鍋】【レストラン時代のレシピメモ】

通っていた料理教室の先生に鋳物琺瑯の話を聞き、20年前に購入。

立ち上げたレストランでも使用していました。煮込み料理がとても美味しく仕上がります。

【NicoTable6月号に掲載しております】

 

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