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[働くStyle] Special Interview #11 丸中尚

2017/02/01

-----フードコーディネーターではなく、フードスタイリストの丸中さん。フードスタイリストとはどのようなお仕事なのでしょうか。

フードコーディネーターは、メニュー開発から映像、CM、スチール撮影のスタイリングや調理など多岐に渡ります。フードスタイリストは、スタイリングをする仕事なので、スタイリングが必要な撮影に呼ばれます。以前はフードコーディネーターとして働いていましたが、「撮影」「シチュエーション」を考えてスタイリングをやっていくのが楽しく、得意なことに絞ろうと決意し、肩書きを「フードスタイリスト」に変えました。

------食の仕事に就きたいと思ったきっかけは何でしょうか?

学生時代の部活動は、運動が得意ではなかったので、「食物部(料理部)」に入部しました。そこで料理を学び、とても楽しいと思った頃から「食」の仕事に興味を持ちはじめました。ファッション誌にハンバーグのレシピが載っていて、食物部の顧問に料理誌面の撮影の仕事がしたいと話したところ、料理研究家の道があると教えてくださいました。専門学校卒業後に、料理研究家のアシスタント(アルバイト)の募集があるから受けてみたら?と顧問から連絡をいただきました。思いの外、早く訪れたチャンスに驚き面接に行き、心の準備ができないまま面接に行き、結局自信が持てずに断ってしまいました。

-----その後、フードコーディネーター養成学校へ入学されます。卒業後はどのようにして今の仕事に就いたのでしょうか。

養成学校に通っている時に、アルバイト先で、フードコーディネーターを目指している事を周りに話していました。そこに広告代理店の方がいて料理雑誌の編集アルバイトを募集しているから受けてみたら?と声をかけていただきました。せっかくのチャンスにも関わらず、この時も自分に出来るのか自信が持てず、再び断ってしまいました。当時、すごく後悔していました。(当時25歳くらい)

-----2度もチャンスを逃してしまった丸中さん。その後は、またチャンスに恵まれたのでしょうか。

今度チャンスがきたら「次は絶対にやりろう!」と決意しました。そんな時、ショッピングチャンネルに出る料理研究家のアシスタントの業務で声をかけていただき、アシスタントをすることになりました。好きな仕事を続けていくには「続けていける環境を作ること」が大事だと思います。生活をしていける基盤をつくるため、アシスタントを続けながらできる仕事をさがしました。調理師免許を持っていたので、ABCクッキングスタジオ(以下ABC)の講師になりました。当時講師業務は夜のみだったため、撮影アシスタントの業務がない日の日中は法律事務所でアルバイトもしていました。

------どのようにして、「スタイリング」の仕事にたどり着いたのでしょうか。

ABCで講師をしている時に、ABCリサーチ(法人営業をしていたABCのグループ会社)から撮影の仕事があるのでどうですか?と声をかけてもらい、情報誌のスタイリングに携わるようになりました。料理研究家のアシスタント、ABCの講師、ABCの撮影、法律事務所のアルバイトと4足のわらじを履いて働いていました。結婚を機にフードコーディネーターからフードスタイリストに肩書きを変え、やっていくことにしました。出産後も、ABCの会報誌のスタイリング等、色々な撮影に携わりました。

------その後、大手鍋メーカーの冊子のスタイリングや、TV・ラジオ、雑誌などのスタイリストとして活躍されてきましたが、フードスタイリストに求められるものは何だと思いますか?

まずは、「情熱」と「体力」。また、「続けていける環境」が必要だと思います。センスは、場数で培っていけるものだと思います。見る人の個人の好みによって、センスが良いと思われるかそうでないかは異なりますし、センスの善し悪しで、フードスタイリストになれるかなれないかの評価にはならないと思います。あとは、人とのコミュニケーションも大切にしています。やりたいことは周りの人に話すようにしています。そうすることで自然と情報が集まってきます。

-----丸中さんの夢は何ですか?

今後は現場だけではなく、次世代を育成することもやっていきたいです。直接教えられなくても「動画」でレッスンするのも良いですね!!

私の逸品【 音楽 】

音楽なくしては生きていけないくらい、私の生活に欠かせないものです。

色々なジャンル問わず、いつも聴いています。

【NicoTable 2月号に掲載しております】

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